虫食い民法条文、虫食い判例で資格試験を突破せよ!

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民法 第204条(代理占有権の消滅事由)

第204条(代理占有権の消滅事由)
代理人によって占有をする場合には、占有権は、次に掲げる事由によって消滅する。
一 本人が代理人に占有をさせる したこと。
二 代理人が本人に対して以後 のために占有物を所持する意思を表示したこと。
三 代理人が占有物の こと。
2 占有権は、代理権の消滅のみによっては、消滅

重要度:3

メモ書き:
(1)本条は代理占有の場合の占有権の消滅原因を規定している(1項1号~3号)。1号から3号の事由が発生すれば、本人の占有権は消滅する。
(2)2項では、占有代理関係の消滅によって、占有権が消滅しないということを規定している。例えば、賃借人の賃借期間が満了したり、受寄者の期間が満了しても、賃借人や、受寄者が占有している限り、本人(賃貸人、寄託者)の占有権は消滅しない。

(3)出題過去問の番号:[12-11-4, 16-13-イ, 63-15-1, 57-11-2, 57-11-4, 57-11-5]

(4)過去問
1. 甲建物に居住して善意・無過失の自主占有を8年間続けたAは,甲建物をBに賃貸して引き渡した。ところが,その1年後,Bは,甲建物の真の所有者はCであり,自分は改めてCから甲建物を賃借したので,今後Aには賃料を支払わない旨をAに通知し,そのまま居住を続け,更に1年間が経過した。Aは,甲建物について取得時効を主張することができる。
(本条2号によって、Aの占有権は消滅している)[12-11-4]

2. AがBに対して甲動産を貸し渡している。AがBに対して甲動産の一時返還を求めたところ,Bは,甲動産は自己の所有物であるとして,これを拒否した。その後,DがBから甲動産を窃取した。この場合には,Aは,Dに対し,占有回収の訴えを提起することができない。
(本条2号によってAの占有権は消滅しているから)[16-13-イ]

3. Aがその所有する自転車をBに寄託している。Bが第三者Cに対してその自転車を自己のものであると称して売却し,引渡しをしたときは,Cが悪意の場合においても,Aは占有権を失う。
(本条3号によりAは占有権を失っている)[57-11-5]

4. 賃貸借契約が終了した場合は,賃借人が引続き目的物を占有していても同人の占有権は消滅する。
(本条2項参照)[63-15-1]

(5)追記:
1項2号が繰り返し出ています。判例はなく、条文の内容を問う問題ばかり出ているようです。過去問を見ても何がどう問題なのか解りにくい感じがしまが、占有権の消滅原因(1号~3号)を覚えてから解くと解きやすいと思います。
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