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民法 第203条(占有権の消滅事由)

第3節 占有権の消滅


第203条(占有権の消滅事由)
占有権は、占有者が占有の を放棄し、又は占有物の を失うことによって消滅する。ただし、占有者が を提起したときは、この限りでない。

重要度:3

メモ書き:
(1)本条は自己占有による占有権の消滅原因を規定している(代理占有による場合は次条参照)。占有権の消滅原因は次の通り。
1. 占有者が占有の意思を放棄した場合。
2. 占有者が占有物の所持を失った場合。
(2)ただし、占有者が占有回収の訴えを提起し(占有を回復し)たときは、この限りではない。

(3)判例
この占有継続を擬制するためには,占有回収の訴えに勝訴したばかりでなく,現実に物の占有を回復したことも必要である(最判昭44.12.2)。

(4)出題過去問の番号:[63-15-1, 2-4-5, 4-9-1, 10-3-4]

(5)過去問
1. 占有権は占有物の所持を失うことにより消滅するが,占有回収の訴えを提起して勝訴すれば,勝訴の時から占有権を再び取得する。
(勝訴の時からの部分が間違い)[2-4-5]

2. 留置権の目的物をその所有者が留置権者に無断で持ち出した場合でも,留置権者が占有回収の訴えを提起したときは留置権は消滅しない。
(現実の占有の回復が必要だが、条文通りなので一応正しいと考える)[4-9-1]

3. 賃貸借契約が終了した場合は,賃借人が引続き目的物を占有していても同人の占有権は消滅する。
(203条の占有の消滅原因にあたらないから)[63-15-1]

(6)追記:
本条但し書きが良く出ているようです。時効取得とも関係したりするので[10-3-4]結構重要だったりするかなと思います。留置権とか、時効取得と組み合わせてだされるとちょっと難しい気もしますが、条文と上記判例を押さえておけば解けるのではないかと思います。
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