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民法 第202条(本権の訴えとの関係)

第202条(本権の訴えとの関係)
1 占有の訴えは を妨げず、また、本権の訴えは を妨げない。
2 占有の訴えについては、 に関する理由に基づいて裁判をすることができない。

重要度:3

メモ書き:
(1)占有の訴えと本権の訴え(所有権に基づく返還請求など)は全然別物であり、それぞれの訴えは独立して提起できる(第1項)。
(2)占有の訴えにおいては、それぞれ198条~200条の要件を満たしているかを検討すれば良いのであって、本権を有しているかどうかとは関係がない(第2項)

(3)判例
占有の訴えに対し防御方法として本権の主張をなすことは許されないが、本権に基づく反訴を提起することは許される(最判昭40・3・4)[1-6-5, 15-9-エ]。占有の訴えに対して、本権を有することを抗弁として提出できないが、反訴の提起はできる。また別訴として提起することは可能。

(4)出題過去問の番号:[1-6-5, 15-9-エ]

(5)過去問
1. 占有の訴えに対しては,本権に基づく反訴を提起することができない。
(反訴、別訴はできる。上記判例参照)[1-6-5]

2. Aは,Bに預けていた壷の返還を求めていたが,Bが言を左右にして返還に応じなかったので,Bの自宅に無断で入り,壷を取り戻したところ,Bから占有回収の訴えを提起された。Aは,この訴訟において,抗弁として,壷の所有権が自分にあると主張することはできない。
(抗弁は提出できない。上記判例参照)[15-9-エ]

(6)追記
本条については、占有の訴えに対して、(所有権に基づきまたは、有することを)、抗弁として提出:×、反訴の提起:○、別訴の提起:○とこれだけ覚えれば大体解けると思います。抗弁、反訴、別訴については意味がわかりにくいですが、民事訴訟法をやってからもう一度確認すると良いと思います。
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