虫食い民法条文、虫食い判例で資格試験を突破せよ!

司法書士試験、行政書士試験等向け。javaScript版の穴埋め条文、判例。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告
∧top | under∨

民法 第201条(占有の訴えの提起期間)

第201条(占有の訴えの提起期間)
1 占有保持の訴えは、 間又はその した後一年以内に提起しなければならない。ただし、工事により占有物に損害を生じた場合において、その工事に着手した時から一年を経過し、又はその工事が完成したときは、これを提起することができない。
2 占有保全の訴えは、 間は、提起することができる。この場合において、工事により占有物に損害を生ずるおそれがあるときは、前項ただし書の規定を準用する。
3 占有回収の訴えは、 時から一年以内に提起しなければならない。

重要度:4

メモ書き:
(1)第1項は占有保持の訴えの提訴期間。
1. 妨害が存在する間は、妨害停止と損害賠償を請求する訴えを提起できる。
2. 妨害消滅後1年内は、損害賠償のみをを請求する訴えを提起できる。
3. ただし、工事による場合は、工事に着手して1年経過し、または工事が完了したら提起できない。

(2)第2項は占有保全の訴えの提訴期間。
1. 妨害の危険の存する間は、提起できる。
2. ただし、工事による場合は、工事に着手して1年経過し、または工事が完了したら提起できない。

(3)第3項は占有回収の訴えの提訴期間。
占有を奪われた時から1年以内に提起する。

(4)出題過去問の番号:[57-12-4, 63-15-2, 15-9-ア, 18-7-ウ]

(5)過去問
1. 占有者がその占有を妨害された場合は,その妨害が存在するときに限り占有保持の訴えによってその妨害の停止及び損害の賠償を請求することができる。
(妨害停止後1年内は提起可能)[63-15-2]

2. 質権者が質物を第三者に奪われた場合において,その時から1年を経過した後は,質権者は,その第三者に対し質物の返還を請求することができない。
(質権者も占有者だから占有が奪われて1年内のみ占有回収の訴え提起可能)[57-12-4]

3. Bは,Aの車庫から自動車を窃取して乗り回した後,これをCに売り渡した。Aは,Cに対し,Cが自動車の占有を取得した時から1年内に限り,占有回収の訴えにより自動車の返還を請求することができる。
(Aが占有を奪われてから1年)[15-9-ア]

(6)追記
占有訴権の3つの訴えの提訴期間が規定されています。占有回収の訴えが一番簡単であとはちょっとややこしいですね。
過去問については、占有保全の訴えの提訴期間は過去問が無いようです。また、2の過去問のように質権と組み合わせてでるとちょっと難しい感じがします。占有の訴えの論点を、質権の論点のようにして出されると自分もたまに面食らって答えられなかったりしますので要注意です。
スポンサーサイト

別窓 | 民法物権 | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
<<ご連絡 | 虫食い民法条文、虫食い判例で資格試験を突破せよ! | 民法 第200条(占有回収の訴え)>>

この記事のコメント

∧top | under∨
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| 虫食い民法条文、虫食い判例で資格試験を突破せよ! |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。