虫食い民法条文、虫食い判例で資格試験を突破せよ!

司法書士試験、行政書士試験等向け。javaScript版の穴埋め条文、判例。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告
∧top | under∨

民法 第193条(盗品又は遺失物の回復)

第193条(盗品又は遺失物の回復)
前条の場合において、占有物が 又は であるときは、被害者又は遺失者は、盗難又は遺失の時から 間、占有者に対してその物の回復を請求することができる。

重要度:2++

メモ書き:
(1)例えば、Aの動産をBが盗み、BからCが買い受け即時取得した場合であっても、Aは盗難の日から2年間はCに回復請求をすることができる(Aが遺失した場合も同様)。無償で回復請求できるかどうかは194条との関係で定まる。

(2)判例
1. 本条は、占有者が、盗難または遺失の時より2年内に回復請求を受けないときに限り、初めてその物の上に行使する権利を取得するという趣旨であるから、盗難、遺失の時から2年間は真の所有者に所有権は帰属しており、回復請求を受けなかった時に占有者は所有権を取得する(大判大10・7・8)[2-19-ア]

2. 賃借人は民法193条の規定による回復請求をできる(大判昭4.12.11)[7-10]

(3)出題過去問:[7-10, 1-3-5, 2-19-ア]

(4)過去問
乙は甲の所有するゴッホの絵を盗みだし,第三者に売却することをもくろんで,事情を知らない丙に傷んだ箇所の修復を依頼した。丙は,修復作業を終えたところ,甲から絵の返還請求を受けた。丙は,乙が絵を盗みだしてから2年を経過した後は,甲に絵の返還を拒むことができる。
(丙は修復作業の依頼を受けただけで即時取得をしていないから)[1-3-5]

(5)追記:
1-3-5, 2-19-ア(次条で掲載予定)いずれの過去問もひっかけ問題なんですがひっかかってしまいそうな解きづらさを覚えます。単純に条文、判例を当てはめただけでは解きにくい感じがします。どうもゴッホの絵関係の過去問は苦手ですね。今回は掲載しませんでしたが7-10も対話型の学説問題で非常に解きづらくもっとも苦手な部類に属します。こういう問題がスパスパと解けるようになると合格は近いのかも知れません。
スポンサーサイト

別窓 | 民法物権 | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
<<民法 第194条 | 虫食い民法条文、虫食い判例で資格試験を突破せよ! | 民法 第192条(即時取得)>>

この記事のコメント

∧top | under∨
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| 虫食い民法条文、虫食い判例で資格試験を突破せよ! |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。