虫食い民法条文、虫食い判例で資格試験を突破せよ!

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民法 第371条

第371条
抵当権は、その担保する債権について があったときは、その後に生じた抵当不動産の果実に及ぶ。

重要度:3

メモ書き:
(1)果実には、天然果実、法定果実両方が含まれる。
(2)372条で準用する304条(物上代位)の規定によっても、賃料債権等法定果実に対して、抵当権の効力を及ぼすことができる。
(3)本条に基づき担保不動産収益執行(民事執行法180条)をすることができる。

(5)判例
抵当権者は、抵当不動産の賃借人を と同視することを相当とする場合を除き、賃借人が取得すべき転貸賃料債権について物上代位権を行使することが (最決平12・4・14)[19-15]

(6)出題過去問の番号:本条関係[3-10-オ, 5-12-ウエ, 7-17-オ]、物上代位関係[8-15-3, 18-16-ウ, 15-15, 19-15]

(7)過去問
1. 抵当権の場合には,差押え又は抵当権の実行の通知がされたときを除き,その効力は目的物の果実に及ばないが,質権の場合には,設定後は質権者が目的物の果実を取得することができる。
(抵当権:×、質権:○)[7-17-オ]

2. A所有の建物についてBが抵当権を設定した後に,Aがその建物をCに賃貸して引き渡した。土地に設定された抵当権は,抵当権の実行における差押えの前後を問わず,その土地の天然果実には及ばない。
[5-12-ウ]

3. A所有の建物についてBが抵当権を設定した後に,Aがその建物をCに賃貸して引き渡した。建物に設定された抵当権は,抵当権の実行における差押えの前後を問わず,建物の賃借人の支払う賃料にも及ぶ。
[5-12-エ]

4. 抵当権者は,目的不動産の賃借人が抵当権の設定前にその賃借権につき対抗要件を備えている場合であっても,その賃料に対して物上代位権を行使することができる。
[18-16-ウ]

(8)追記:
賃料債権に抵当権の効力を及ぼす方法は、本条による場合と、物上代位による場合の2つの方法があって両者は別物です。本条による場合は、債務不履行後にできることを押さえておけばよいと思います。物上代位によって賃料債権へ抵当権の効力を及ぼす方法は、本来372条で記載したほうが良いかもしれませんが、関連があるので本条で判例・過去問を記載しています。
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2012-04-07 Sat 17:52
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