虫食い民法条文、虫食い判例で資格試験を突破せよ!

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民法 第360条(不動産質権の存続期間)

第360条(不動産質権の存続期間)
1 不動産質権の存続期間は、 を超えることができない。設定行為でこれより長い期間を定めたときであっても、その期間は、 とする。
2 不動産質権の設定は、 することができる。ただし、その存続期間は、 の時から を超えることができない。

重要度:4

メモ書き:
(1)不動産質権には担保物権でありながら存続期間があります。これは使用収益することができる権利だからだと思います。
(2)共有物不分割特約、根抵当権の確定期日のように期間が5年以内とされているものは、5年を超えると無効ですが、期間が10年とされているものは、10年を超えてても10年の限りで有効です(例外はないと思います)。

(3)判例:
1. 不動産質は,存続期間が経過したときは消滅する。その結果,質権者は,使用収益権を失い,設定者に返還しなければならない。また、質権に基づく競売申立権や優先弁済権を行使できなくなる(大決大7.1.18)[62-6-1, 8-12-ウ]。

(4)出題過去問の番号:[62-6-1, 7-17-イ, 8-12-ウ, 20-13-エ]

(5)過去問
1. 不動産質権は,抵当権と異なり,10年を超える存続期間を定めることはできず.これより長い期間を定めたときは10年に短縮される。
[20-13-エ]

2. Aは,Bに対する500万円の債権を担保するため,Bとの間でB所有の不動産に質権を設定する契約を締結した。AとBが,質権の存続期間を15年と定めた場合には,10年を超えた時点で,被担保債権がまだ存続しているときであっても,AB間で更新の合意をしない限り,Aの質権は,当然に消滅する。
[8-12-ウ]

3. 抵当権の場合には,その存続期間についての制限がないが,質権の場合には,その存続期間は10年を超えることができない。
[7-17-イ]

(5)追記:
用益権の場合と同じように、存続期間は比較的よく出ているようです。存続期間を経過したら質権は一切消滅するとする上記判例も併せて確認いただけたらと思います。
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