虫食い民法条文、虫食い判例で資格試験を突破せよ!

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民法 第348条(転質)

第348条(転質)
質権者は、その権利の存続期間内において、自己の責任で、質物について、 をすることができる。この場合において、転質をしたことによって生じた損失については、 によるものであっても、その責任を負う。

重要度:4

メモ書き:
(1)債務者の承諾を得なければ担保の目的物を担保に供することができないという留置権の298条を350条で準用しているので、承諾なしで転質できないとも考えられるが、本条により無承諾で転質できると解されている。
(2)350条で準用する298条による設定者の承諾を得た転質を承諾転質というのに対し、本条の承諾を得ない転質を、責任転質と呼んでいる。

(3)出題過去問の番号:[57-12-2, 62-10-3, 1-10-1, 2-8-3, 3-17, 7-17-エ, 14-7-エ]

(4)過去問
1. 質権者は,質権設定者の承諾がなくても,その権利の存続期間内において,自己の責任で質権の目的物を転質することができる。
[1-10-1]

2. 抵当権の場合には,抵当権者はその権利を他の債権の担保に供することができるが,質権の場合には,質権者はそのようなことができない。
[7-17-エ]

3. 質権者がその権利の存続期間を超えて質物を転質とした場合において,転質権者がそのことについて善意無過失であるときは,転質権者は,転質において約された期間が満了するまで質物を占有することができる。
[57-12-2]

4. 質権者は,設定者の承諾がなければ,質物を担保に供することができない。
[62-10-3]

(5)追記:
設定者の承諾を得ないでする責任転質ができるか、これだけでもよく出ているようです。また、掲載しませんでしたが、3-17で出題されている、責任転質の法的性質に関する難し目の学説問題は、頭の体操になると思います。
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