虫食い民法条文、虫食い判例で資格試験を突破せよ!

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民法 第345条(質権設定者による代理占有の禁止)

第345条(質権設定者による代理占有の禁止)
質権者は、質権設定者に、自己に代わって質物の占有をさせることができない。

重要度:3

メモ書き:
(1)本条より下記判例が重要でわかりやすいのでそちらを見てください。
(2)本条は、質権設定者に質物を占有させても質権自体が消滅するのではなく、質権を第三者に対抗できない意味だと解釈されているようです。

(3)判例
1. 質権者が質権設定後、質権設定者に質物を占有させても、その占有が代理占有の効力を生じないだけで質権は消滅しない。動産質では、第三者に対抗できなくなるが、不動産質では、質権の効力に影響ない(大判大5・12・25)[62-6-2, 15-14-エ]。

(4)出題過去問の番号:[62-6-2, 15-14-エ]

(5)過去問
1. 質権者が質権の設定を受けた後に質権設定者に質物を返還した場合,動産質では質権を第三者に対抗することができなくなるが,不動産質では質権の効力に影響はない。
[15-14-エ]

2. 不動産質権は,不動産の引渡しによって成立するが,質権者がその占有を失っても消滅しない。
[62-6-2]

(6)追記:
質物の引渡は質権の効力発生要件だが、質権者が占有を失ったら、対効力はなくなるが、質権が消滅するわけではない。不動産質権では何の影響はない。この辺がちょっとわかりにくく、覚えにくいと思います。留置権とも異なります。きちんと覚えておきたいところです。
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