虫食い民法条文、虫食い判例で資格試験を突破せよ!

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民法 第2編 第1章

第2編 物権


第1章 総則


物権総則:一物一権主義物権的請求権、費用負担、公示の原則公信の原則について

重要度:5

メモ書き:
(1)一物一権主義は,(a)一つの物権の客体は,一つの でなければならないという意味で用いられる場合と,(b)一つの物に の物権は一つしか成立しないという意味で用いられる場合がある。:[18-8、9-9]

(2)物権的請求権というのは、物権の実現が妨げられている等の場合に、妨げている者に対して妨害の排除等を求めることができる権利のこと。物権的妨害排除請求権、物権的妨害予防請求権、物権的返還請求権の3種類ある:[18-8、9-9]
1.物権的請求権は時効により消滅するか。
[1-5-1]。
2.物につき対抗要件を備えてなくても物権的請求権を行使することができるか。
[1-5-2]。
3.故意過失を要件としておらず、不可抗力により妨害が生じた場合でも,物権的妨害排除請求をすることができるか。
[1-5-3]。

(3)物権的請求権と費用負担の学説:[18-9、11-17、3-7]
1.行為請求権説(大判昭12.11.19):物権的請求権は,相手方に一定の行為を請求する権利とし,費用は相手方が負担する。
2.修正行為請求権説(通説):物権的請求権は,原則として相手方に一定の行為を請求する権利であるが,相手方の行為によらないで目的物が相手方の支配下に入った場合には,例外的に自らがする回復行為についての相手方の忍容を請求する権利とし、費用は請求者が負担する。
3.忍容請求権説:物権的請求権は,物権的請求権は一般的に忍容請求権であり,費用は請求者の負担であるが、例外的に侵害の発生が相手方の不法行為によるときは,相手方の負担になる。

(4)物権的請求権と費用負担の学説の過去問:次の文中のこの見解は、行為請求権説、認容請求権説のうちいずれを指すか。[11-17改]
ア この見解では,物権侵害の原因を作ったのは第三者であるが,現に物権を侵害している物を支配している者は相手方であるという場合についてまで,相手方に費用を負担させることになり,相手方に酷であるとの批判がある。


イ この見解の根拠には,物権的請求権は,物権の一作用であるが,それは物に対する追及権であって,人に対する権利ではないとの考え方がある。


ウ この見解では,互いに相手方に対して物権的請求権を有する場合には,どちらが先に請求するかによって費用負担者が決定されることになり,不合理であるとの批判がある。


エ この見解の根拠には,物権は物に対する支配権であるから,この支配の実現が妨害された場合には,自力救済が禁止されている以上,法律上その排除ができなければならないとの考え方がある。


オ この見解は,物権的請求権における費用負担の問題を,これとは異質な不法行為の責任原理にゆだねるものであり,不合理であるとの批判がある。


(5)公示の原則と公信の原則[ 15-8 、7-11 、60-11 ]
1.公示の原則:消極的信頼の保護。公示(登記・引渡)がない場合に物権変動はないとの信頼を保護する。
2.公信の原則:積極的信頼の保護。公示がある場合に物権変動はあるとの信頼を保護する。
3.不動産においては の原則、動産においては の原則がとられている(即時取得)。
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