虫食い民法条文、虫食い判例で資格試験を突破せよ!

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民法 第308条(雇用関係の先取特権)

第308条(雇用関係の先取特権)
雇用関係の先取特権は、 その他債務者と使用人との間の に基づいて生じた債権について存在する。

重要度:3

メモ書き:
(1)給料について一般の先取特権を行使することはできる。それ以外の雇用関係に基づいて生じた債権については、下記判例も参照。

(2)判例
1. 給料の後払いとして賃金の性格をもつ退職金については、最後の六か月間の給料相当額について一般の先取特権を認めることができる(最判昭44・9・2)[17-11-イ]。
2. 306条第2項、本条(改正前)にいう「雇人」とは、広く雇用契約によって労務を提供する者を指すものと解すべきである(最判昭47・9・7)[17-11-ア]。

(3)過去問
1. 次の学生の解答は正しいか。
教授:株式会社Aでパ-トタイムで働いている主婦Cが株式会社Aからその賃金の支払を受けていない場合には,このCの賃金に関する債権は,どのように扱われますか。
学生:Cの賃金に関する債権は,雇用関係に基づいて生じた債権といえますから,株式会社Aの総財産の上に先取特権が認められます。
(上記判例1参照)[17-11-ア]

2. 次の学生の解答は正しいか。
教授:既に退職したDが株式会社Aから退職金の支払を受けていない場合には,このDの退職金に関する債権は,どのように扱われますか。
学生:退職金が給料の後払の性格を有すると認められる場合には,雇用関係に基づいて生じた債権といえますから,株式会社Aの総財産の上に先取特権が認められます。
(上記判例2参照)[17-11-イ]

(4)追記:
一般の先取特権については、それほど出ていないですが、主に判例から出題されているので、判例を見ておくと良いと思います。判例の数も少ないですから、判例付六法の出題されていない判例も見ておくと良いかも知れません。.
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