虫食い民法条文、虫食い判例で資格試験を突破せよ!

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民法 第268条(地上権の存続期間)

第268条(地上権の存続期間)
1 設定行為で地上権の を定めなかった場合において、別段の慣習がないときは、地上権者は、いつでもその権利を放棄することができる。ただし、 を支払うべきときは、一年前に予告をし、又は期限の到来していない一年分の地代を支払わなければならない。
2 地上権者が前項の規定によりその権利を放棄しないときは、裁判所は、当事者の請求により、二十年以上五十年以下の範囲内において、工作物又は竹木の種類及び状況その他地上権の設定当時の事情を考慮して、その存続期間を定める。

重要度:4

メモ書き:
(1)地上権を放棄できるか。
1. 有償の場合(存続期間の定め有り):存続期間内放棄不可
2.   ↑  (存続期間の定め無し):一年前予告するか、期限未到来の地代の支払えば可能
3. 無償の場合(存続期間の定め有り):いつでも放棄可能(大阪高判明43.11.18)
4.   ↑  (存続期間の定め無し):いつでも放棄可能

(2)判例
1. 地上権者がその土地の上に所有する建物を第三者に賃貸している場合,地上権者と土地所有者との間で,地上権の放棄の合意ないしは契約(合意解除)によって地上権を消滅させても,これを建物の賃借人に対抗することはできない(最判昭38.2.21)[11-12-エ]
2. 地上権の存続期間は、長期のものは永久でも良い(大判明36.11.16)[c2-17-1]

(3)出題過去問の番号:[2-17-1, 11-12-イエ, 18-13-オ]

(4)過去問
1. 土地の賃借人は,存続期間の定めがないときは,いつでも解約の申入れをすることができるが,地代を支払うべき地上権者は,存続期間の定めがないときであっても,地上権を放棄することができない。
(地代を支払うべき時でも放棄できる場合はある)[18-13-オ]

2. 地上権者がその土地の上に有する建物を第三者に賃貸している場合,地上権者と土地所有者が地上権を合意により消滅させても,これを建物の賃借人に対抗することはできない。
(上記判例1参照)[11-12-エ]

3. 地上権者は,存続期間の定めがあるときでも,いつでも地上権を放棄することができる。
(無償であれば○だが、有償の場合は×)[11-12-イ]

4. 電柱の所有を目的とする地上権を設定する場合,存続期間を100年と定めることはできる。
[2-17-1]

(5)追記:
地上権を放棄できるかについてはややこしいですが、上記組み合わせで覚えれば問題ないと思います。2項は出てないと思いますので、参考程度でよいと思います。
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